2025/01/19 17:04
砥部焼 八瑞窯
現代の名工 (黄綬褒章)白潟八洲彦さん。
ろくろ道一筋に歩んでいらっしゃった白潟さん。
元々ろくろで大きな作品を作ることが得意で、一メートルを超える作品作りに挑戦されていたことも。
松山空港に降り立つと、出迎えてくれるのは、白潟さんが作陶を担当し、絵付の中山竹山さん、彫りの酒井敬人さんら(共に故人)と製作した巨大モニュメント、「愛媛三美神」が出迎えてくれます。
また、その他、代表作は、世界平和を願って製作された国境が描かれていない地球儀です。
四メートルを超える地球儀ですが、三分割してろくろで成形されました。
スイス ジュネーブにある国連欧州本部のロビー、アメリカ、ワシントン D.C. ケネディ のジョン・F・ケネディ舞台芸術センターのロビー、海外青年協力隊二本松研修所などに設置されています。

私は2013年にジュネーブの国連へ赤いカーペットの上に飾られている作品を観に行きました。
こちらがジュネーブでその地球儀を撮影した写真です。
砥部町にある砥部焼伝統産業会館にはもう一つの大作、染付山水絵大壺(画は初代中元竹山)も設置されています。白潟さんと一緒に撮影した写真です。
砥部焼伝統産業会館の外には、令和2年公開、大森研一監督、橋爪功、吉岡秀隆さんらが出演された映画「未来へのかたち」の為に 白潟先生の下、多くの窯元が協力して制作された砥部焼 聖火台が展示してあり、その時のお話をお聞きしました。
こちらにカップ&ソーサーの作陶風景動画を載せます。
https://youtu.be/ERow37JSbn0?si=P5ubSUn6NXvm13Aj